中国文化省は26日、ユネスコ・国連教育科学文化機構の無形文化遺産と認定された伝統芸能「昆曲」と伝統楽器「古琴」に引き続き、新疆ウイグル自治区の伝統音楽「ムカム」をユネスコの無形文化遺産として中国での3番目の申請を行うことを明らかにしました。
ムカムは、ウィグル族の古典音楽の調子を音訳したものの名称で、音楽、文学、舞踊を一体化させた芸術で、新疆ウィグル族の人々の生活を表す百科事典であり、生きた文化財であると言われています。
無形文化遺産とは、世界各民族の口承文化や民衆の生活と密着した各種類の伝統的な文化表現形式のことをいいます。
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