胡錦涛国家主席は空港でステートメントを発表し、「中国とフィリピンは友好的な隣邦であり、両国人民の伝統的な友情は古くから築かれてきた。両国が友好協力関係を発展させることは両国及び両国人民の根本的な利益に符合し、また、この地域の平和、安定と繁栄の促進にプラスとなっている。中国とフィリピンとの関係はいま全面的な発展段階にあり、中国はフィリピンと共に、両国の善隣友好関係と友好協力関係をより高いレベルに推し進めていきたい」と語りました。

　今回訪問中、胡錦涛国家主席はアロヨ大統領と会談を行ない、また、フィリピンのその他指導者と会見すると同時に、フィリピン各界の人々と交流することになっています。

　尚、フィリピンは胡錦涛国家主席の東南アジア歴訪の最後の訪問国で、これまで、ブルネイとインドネシアを公式訪問したものです。（04/26）