ロシア外務省のヤコベンコ・スポークスマンは25日、ロシア外務省のホームページを通じて声明を発表し、「ロシアは、この21日、上海協力機構事務局が、インドネシアの首都ジャカルタでASEAN・東南アジア諸国連合事務局と。この両機構の連携確立についての覚書に調印したことを歓迎する」と述べました。
ヤコベンコ・スポークスマンは、「この覚書の調印は、上海協力機構加盟国の指導者が2004年に調印した『タシケント宣言』の趣旨を実施するための重要な措置である。『タシケント宣言』に基づき、上海協力機構は、アジアの多国間機構とのパートナーシップ確立に尽力していくことになる」と述べました。
ヤコベンコ・スポークスマンは更に、「ASEANは、独立共同体に続き上海協力機構と正式な連係を確立した地方的機構である。この覚書は、上海協力機構とASEAN常設機構との協力における基本的な方向と経済、金融、観光、環境保全、反テロと越境犯罪取締りなどを含む分野を画定した」としています。
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