ブリュッセル訪問中のルーマニアのポペスク・タリチャーヌ首相は24日ルーマニア人記者3人拉致事件に言及した際、「困難が大きいだが、政府はテロリストの圧力に決して屈服しない」と強調しました。
ポペスク・タリチャーヌ首相は「ルーマニアはきわめて困難な局面に陥り、全国国民の意志は厳しい試練に直面しているが、ルーマニア政府は拉致された3人記者の解放のために引き続き最大な努力をするつもりである」と表明しました。
ルーマニア記者3人を拉致したイラク武装勢力は22日ルーマニア政府に最終通牒を出し、ルーマニア軍が4日間内にイラクから撤退するよう要求し、さもなければ、人質を殺すとのことです。この3人の記者は3月28日にバグダッドで拉致されたのです。
ここ数日、ルーマニアのマスコミ関係者と拉致された人質の家族は集会を行い、最大の努力を尽くして、3人の記者を救出するよう当局に求めています。
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