イラク警察当局は、バクダッド北部のイスラム教シーア派モスクの近くで24日、二回もの爆弾テロが起きたことを明らかにしました。ロイター通信によりますと、この事件で少なくとも15人が死亡し、57人が負傷しました。
警察当局は、モスクの近くで爆弾が爆発し、住民らが現場に駆けつけたところ、今度は爆弾が仕掛けられた車が突っ込み爆発したと説明しています。
イラクのシーア派が1月30日に行われた選挙で勝利して以来、シーア派のイスラム施設が頻繁に襲撃に遭っています。イラク政府は、テロ組織がわざとシーア派の施設を襲撃し、イラクの各民族と宗派の間で憎しみを煽り、内戦を引き起こそうとしていることを強く非難しました。
|