中国の胡錦涛国家主席は23日、インドネシアの首都ジャカルタでアジア・アフリカ首脳会議に出席しているアナン事務総長をはじめ、いくつかの国の指導者とそれぞれ会見しました。

　アナン事務総長と会見した際、胡錦涛国家主席は「安保理の改革は、広範な共通認識に達するために十分に討議する必要がある。中国は発展途上国の代表性を増やすことに賛成する」と表明しました。

　タジキスタンのラフモノフ大統領と会見した際、胡錦涛国家主席は双方が各分野で収めた成果を高く評価すると共に、上海協力機構及び国際組織での双方の協力を積極的に評価しました。

　インドのシン首相と会見した際、胡錦涛国家主席は「両国は国境線問題解決の政治的な指導原則について共通認識に達した。これは、今後この問題の解決に良好な基礎を築いた」と述べました。