パレスチナ立法委員会のメンバーであるファタハのファレス氏は16日ラマラで、「今年7月に行なわれる予定のパレスチナ立法委員会選挙は延期される可能性がある」と発表しました。
ファレス氏はその際、「パレスチナの基本法によると、立法委員会は選挙実施の3ヶ月前に新しい選挙法を可決しなければならない。しかし、立法委員会で三分のニの議席を占めるファタハの新選挙法に対する意見が統一されていないことから、7月17日に行われる予定の選挙はこの"プロセスの問題"で延期される可能性がある」と述べました。
別の報道によりますと、ハマスのズハリ・スポークスマンは当日ガザで、「立法委員会選挙が延期されれば、ハマスは各派が今年3月のカイロでの対話会議で達成した平静期を維持するという協議を遵守しない」と表明しました。
パレスチナ立法委員会の選挙は7月17日に行われる予定で、ハマスによる初めての選挙参加は、いま与党ともなっているファタハにとっては大きなチャレンジになるとして注目されています。
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