レバノンのラフード大統領は13日、カラミ首相の辞表を受理し、15日、新首相の人選については、議員たちと協議することを発表しました。
報道によりますと、ラフード大統領は当日の夜、カラミ氏と電話会談をし、カラミ氏が新政府成立のため努力したことに感謝の意を示し、組閣問題でとったその立場を賞賛しました。
レバノンの憲法に基づき、多数の議員からの指名を受けた首相候補は、大統領によって議会での承認に付され、承認されたあとは大統領から組閣の権利が授与されます。
カラミ氏は当日の午後、ベイルートでの記者会見で「解決が行き詰まって多くの食い違いがあるため、私の組閣での努力は失敗に終わった、このため、組閣を放棄ことを決めた」と述べました。
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