インドを訪問している中国の温家宝首相は11日インドの指導者との会見後、中国のマスコミに今回のインド訪問の成果を紹介しました。
温家宝首相は、「今回訪問は、重要な意義を持つ訪問である。私はインドの大統領、議会議長とそれぞれ会見し、またインドのシン首相と会談を行い、多くの問題について踏み込んだ意見交換を行った」とした上で、訪問の成果は主に四つの面に表れていると述べ、「第一に、中印両国は共同声明に調印し、中印双方による平和と繁栄に向けた戦略的パートナーシップの確立を決めたこと。第二は、中印双方が、全面的な経済協力での五ヵ年計画を発表し、2008年までに両国の貿易額を200億ドルにしていくか、或いはこれを突破させることを奮闘目標にし、2010年には300億ドルに達するようにすること、第三は、中印双方が、国境問題解決のために指針的原則協定に調印したこと、第四に、インドが重要な発展途上国であり、国際実務でますます重要な役割を発揮していることから、中国は、国連と国際実務でインドが重要な役割を発揮していくことに理解を示し、これを支持すると表明したことである」と述べました。
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