ASEAN・東南アジア諸国連合加盟10ヶ国の外相会議が11日フィリピンで開かれ、東アジアサミットの準備作業とASEAN憲章の制定について討議しました。
フィリピンのロムロ外相は会議に先立っての記者会見で「外相たちは、年末マレーシアでの開催が予定されている初の東アジアサミットの日程や形式、参加国などについて検討する。そして合意に達したあと、中国、日本、韓国の意見を聴取する」と述べました。
ASEANの憲章の制定についてロムロ外相は「この憲章はASEANの法的地位を定めるもので、2020年までのASEAN共同体の結成にはプラスとなるだろう」と述べました。
各国外相は、来年のASEANサミットの議長国をミャンマーにするかどうかについて協議し、その他外交政策と地域協力などについても意見を交わしています。
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