アメリカ通商代表事務室のスポークスマンは8日、「アメリカとEU・欧州連合が協議して決めた90日間の交渉期間はまもなく終了する。しかし、双方はボーイング社とエアバス社が政府の補助金を得たことによって引き起こされた紛争を解決することについて合意に達しなかった」と述べました。
このスポークスマンはある声明の中で、「アメリカは90日間の交渉期間の終了後も引き続き交渉する用意があるが、EUがエアバス社に新しい補助金を提供するのならば、アメリカは改めて、WTO・世界貿易機関に訴訟する」と述べています。