ロシアのイワノフ国防相は6日、タジキスタンで、独立国家共同体・CISの軍事機関となる集団安全保障条約がこのほど行われた軍事演習は早くから計画されていたもので、中央アジアの現在の政治情勢と関係ないと表明しました。
それに先立ち、一部のアナリストは、「限界-2005」と名付けた今回の演習は、CIS集団安全保障条約が中央アジア諸国に革命が起きた場合、それを鎮圧するためのものであると指摘しました。イワノフ国防相はこの言い方を反駁し、今回演習の計画は去年10月プーチン大統領がタジキスタンを訪問した当時に発表されたもので、「いかなる革命とも関係がない」と強調しました。
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