中国外務省の秦剛スポークスマンは5日北京での記者会見で、「中国側は、対話と協力を強めることは、中国と欧米諸国との貿易摩擦を解決できる効果的なルートだと見ている」と述べました。

　これはアメリカ政府が中国からの輸入繊維製品に対する検査を実施すると発表したことに対し、記者からコメントを求められ語ったもので、秦剛スポークスマンはこれについて、「当面の繊維製品貿易における摩擦は、主に欧米諸国の主な輸入国による繊維製品の貿易一体化プロセスでの不合理な配置と過度な保護によるものであり、欧米の一部諸国は、この問題の発生原因は、中国など繊維製品輸出国にあるとしているが、これには道理がない」と述べました。