中国工程院などが主催した「伝染病と生物安全」国際シンポジウムが5日から北京で開かれていますが、シンポジウム参加者は「各国は協力を強化し、伝染病が人類の健康にもたらした脅威に共同で対応する必要がある」と主張しています。
中国工程院の劉徳培副院長はこのシンポジウムの席上、「ここ数年、新型肺炎、鳥インフルエンザなどの新型の伝染病はアジアなどの地域で発見され、人類の健康をひどく脅かし、人類の生存と発展を妨げている。これを受けて中国政府は関連の予防システムを設立し、この分野での他国との交流と協力を更に強化させることを期待している」と述べました。
このシンポジウムでは数十人の内外専門家数十人がSARSの抑制経験や伝染病への対応活動、それに生物安全などの議題について討議を行っています。
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