国連安保理の今月議長でもある中国の王光亜国連大使は4日ニューヨークの国連本部で、「安保理の拡大は全面的な平和の均衡性が表現され、また、発展途上国の代表の比例増加を考慮するよう中国は期待している」と述べました。
王光亜大使は、中国は国連の改革を支持し、特に安保理の拡大を支持するが、国連の改革は各側の利益を十分に考慮しなくてはならない。中国側は、改革ではタイムテーブルを強いて設ける必要はなく、広範な加盟国が辛抱強く、かつ幅広く協議を続け、改革問題について一致に達してこそ、改革は成功すると考えている」と述べました。
別の報道によりますと、国連のアナン事務総長は、今年9月の国連総会首脳会議の順調な開催とその議事日程の制定及び国連改革計画への各側からの支持獲得への支援として、4日、4人の特使を任命しました。
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