何人かのパレスチナ武装勢力は30日、ヨルダン西側の都市ラマラにあるパレスチナ自治政府のアッバス議長の官邸に発砲しました。しかし、死傷者は出していません。
パレスチナの治安担当の高官は、「これらの武装勢力は約15人おり、PLO・パレスチナ解放機構主流派のファタハに属した武装組織『アルアクサ殉教者旅団』と称しているが、これは証明されていない。銃撃事件が発生した時、アッバス議長は官邸にいたが、無事だった」と述べました。
これらの武装勢力は、「一部の人々が長年住むところを離れるよう、パレスチナ治安高官に要求されたことに怒ったため発砲したのだ」と述べています。
アッバス議長はそのスポークスマンを通じて、「パレスチナ警察当局はこのような犯罪行為の再発を防止している」と述べました。
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