クウェート国家石油公社北京駐在事務所が29日、オープンしました。この会社の国際市場部執行取締役のアルノウリ氏が開所式で挨拶し、「クウェートは中国とエネルギーの面で長期的互恵的な協力関係を築いていきたい」と述べました。
アルノウリ氏はさらに「中国は石油輸入大国として、その経済の発展に確実で安定した石油の供給を必要としている。同時に、クウェートは世界で石油埋蔵量が最も多い国の一つとして、その製品の安定的、長期的な販売ルートを必要とする。したがって、両国がエネルギーの面で協力を強化することは、両国の共同の利益に合致する」と表明しました。
クウェートのアルサバハ首相は2004年7月に初めて中国を訪れ、エネルギー分野における両国の協力について中国の指導者と協議しました。クウェート国家石油公社北京事務所の設置はその訪問の具体的な成果だとみられています。
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