パレスチナ自治政府のアッバス議長は29日、ガザでマスコミに対して、「PLO・パレスチナ解放機構は、政治綱領について、ハマスを含む各勢力と最低限の意見一致を達成する見込みがある」と発表しました。
アッバス議長はこの日、PLO執行委員会会議を主宰し、招集しました。パレスチナイスラム聖戦(ジハード)は初めて代表を派遣し、この会議に出席しました。アッバス議長は会議の後、「PLO執行委員会は、さらに拡大会議を開き、その時、パレスチナ各政治勢力の指導者すてべがこの拡大会議に出席する」と述べました。
アッバス議長は、ハマスとジハードなどの政治勢力がPLOに参加することを呼びかけ、また、これからのPLOはすべての政治勢力を含む大家族であると語りました。
報道によりますと、ハマスは技術面の原因でこの会議に参加していません。関係筋が明らかにしたところでは、これは海外にいるハマスの指導者グループがPLOに参加することに慎重な態度を持っているからとのことです。(03/30)
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