アフリカのベニン共和国の教育省はこのほど、中国の科学技術者が研究開発したコンピュータ・ソフトウェアを買い付けましたが、中国のソフトを外国政府が買い付けたのは今回が初めてだとのことです。
28日付けの新聞「人民日報」は、ベニン政府は全国の小中学校にこのソフトを普及させることにしていると報道していますが、それによりますと、今回買い付けられるソフトは、世界的レベルに達し、中国国内では500万のユーザーをもつということです。
ここ数年、中国のソフト開発業は毎年30%の伸び率を保っているものの、アメリカやインドなど世界的なソフト開発大国に比べると、まだ大きな差があります。こうした状況を改めるため、中国政府はソフトの開発を促進する一連の措置をこれまで相次いで公布しています。
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