黄河デルタ地区国家自然保護区湿地生態システムの安全を保護し、湿地に生息している200種類余りの鳥類を鳥インフルエンザの感染から守るため、中国の山東省は黄河デルタ地区で水、陸、海という3重の防衛線の構築に着手いています。
報道によりますと、鳥インフルエンザウイルスは鳥類の体内に大量に生存しているもので、鳥インフルエンザの感染予防が適時に行なわなければ、その感染が鳥の移動によって、急速に拡大する可能性があります。
黄河の河口にある黄河デルタ地区国家自然保護区の面積は15万3000ヘクタールに達し、中国の暖温帯で一番完全に保護されている湿地生態システムであり、その湿地内に合わせて265種類の鳥類が生息し、その中には、多くの重点的に保護される鳥類が含まれています。東北アジアの鳥類移動の重要な生息地として、毎年の5、6月に200万羽余りの鳥がここに生息しています。
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