フランス、ドイツ、イギリス三ヶ国とイランは23日、パリでイラン核問題について交渉を行いました。双方は1日間にわたる討議を経て、イランの安全問題など中心的な問題について合意できなかったものの、近いうちに交渉を再開することで一致に達しました。
イランのナッセリ代表は交渉後、記者会見し、「イランは、貿易、技術、安全などの面で明確な約束をするようEUに求めたが、満足できる返事を得ていない」と明らかにし、「双方はそれぞれの主張を堅持しているが、これからの数週間のうちにまた交渉を行なうことで合意した」と述べました。
フランス外務省のマッテイ・スポークスマンは同日記者会見し、「今回の交渉は、積極的で、建設的なものだ」と評価しています。
|