EU春季首脳会議が23日ブリュッセルで閉幕しました。
2日間に亘って開かれたこの会議に参加した25カ国の首脳は当日、欧州委員会が提出した「成長と就業計画」を採択し、リスボン戦略の再起動を決定しました。
会議はレバノン情勢についてコミュニケを発表し、レバノンから軍隊を撤退させるようシリアに呼びかけると共に、EUがレバノンの主権、独立と民主を支持すると強調しました。
会議は、今年7月末までに国際核融合実験炉の建設場所について協議に達するよう関係各方面に促すことを決定しました。
会議は、地球温暖化を抑制するため、中長期計画を制定するようEUに要求し、二酸化炭素の排出を減少するよう先進国に呼びかけました。
別の報道によりますと、EU輪番議長国であるルクセンブルクのアセルボン副首相は記者会見で、「EUはアナン事務総長が提出した国連改革案を全力支持する」と表明しました。
EU春季首脳会議は22日ブリュッセルのEU本部で開幕たもので、開幕式では「安定成長協定」の修正案が採択されました。(03/24)
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