EU・欧州連合のソラナ外交・安全保障上級代表は23日ブリュッセルで、「EUの対中武器禁輸解除の立場は変わっていない」と強調しました。
これは、ソラナ外交・安全保障上級代表がEU首脳会議に出席した後に開かれた記者会見で述べたもので、その際ソラナ外交・安全保障上級代表は、「今回のEU 首脳会議では、対中武器禁輸解除の問題が討議されなかった。しかし、EUのこの問題での立場は変わっていない。EUは現在、去年の12月に行われた中国とEU の首脳会合でEU が行った承諾の実施に努めている」と述べました。
報道によりますと、中国とEU の指導者は去年12月、オランダで会合を行いました。その際EUは対中武器禁輸解除という政治的承諾を行いました。
別の報道によりますと、イギリス下院の当日の首相質疑で、イギリスのプレスコット副首相は、「イギリスは、EUの対中武器禁輸解除を望んでいる。EUの対中武器禁輸解除は賢明な行動である」と述べました。
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