漢俳(中国語俳句)学会の創立大会が今日(23日)午前10時、中国人民対外友好協会の多目的ホールで行なわれました。
丁偉文化相補佐、劉徳有元文化省次官と日本駐中国大使館の井出敬二公使、日本現代俳句協会の金子兜太名誉会長及び中日両国の俳句協会の関係者100人がこの式典に参加しました。
1980年、日本俳句訪中団が中国の詩人や学者と交流したことをきっかけに、趙朴初や鐘敬文などの学者の提唱で、漢字で俳句を読むという新しい詩歌の形式が考案されました。
この20年来、中日文化交流に伴い、中国で漢俳を愛好する人たちがますます増え、現在、湖南省の長沙市で国内初めての漢俳専門雑誌「漢俳詩人」が発行されています。今回の漢俳学会の創立は、日本の俳句界と新たな交流ルートを設けたことになり、中日両国の文化交流の深まりに大きくプラスとなるとされています。(03/23)
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