アルジェリアで開かれているアラブ首脳会議に参加したシリアのアサド大統領は22日、シリアがその軍隊をレバノンから完全に撤退させることを確約しました。
これは特別ゲストとしてこの会議に出席したアナン事務総長と会見した後、明らかにしたものです。
アサド大統領は「シリアは国連の第1559号決議を遵守し、レバノンからその軍隊と情報機関員を完全に撤退させることにする。現在その撤退行動が既に始まっており、シリア側は今、軍の撤退の具体的なスケジュールについてレバノン政府と交渉している」と述べました。
これに対して、アナン事務総長は「来月のはじめにラーセン中東和平特別調整官をレバノンに派遣することになっている。彼が信頼できる詳細な日程を持ち帰ってくれると期待している」と語りました。
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