翟浩輝次官は、「中国は水資源が不足している国であり、一部の地区では飲用水不足という困難が存在している。中国政府はこれまで5年に180億元を拠出して、農村で各種飲用水プロジェクトを実施し、6000万もの農村人口の飲用水問題を解決してきた。しかし、中国では、飲用水の安全情勢が依然として深刻なもので、まだ、3億余りの人々が飲用水の安全を保障されていない。」と述べました。
今後、中国は飲用水安全プロジェクトへの投入を拡大し、飲用水水源保護制度を確立し、その観測システムを完備させ、2020年までに都市部と農村部のすべての住民に安全な飲用水を提供できるように努力していくことになっています。
今日22日は、「世界水の日」ですが、中国の関係部門はこれにちなんで、北京で座談会を開き、翟浩輝水利次官が席上「中国は今後、民衆の飲用水の安全確保に対する投入を拡大していく」と述べました。