国連のアナン事務総長は21日国連本部で記者のインタビューに答え、「レバノン治安部隊はシリア撤兵後の空白を埋めるべきだ」と強調しました。
アナン事務総長は、「シリアはすべての軍隊をレバノンから撤退すると承諾したが、いま差し迫った問題は、レバノンの治安部隊がシリア軍の撤兵後にその駐屯地に入り、これら地区の治安での真空状態を改めるべきだ」と語りました。
アナン事務総長は、「いま、国連はシリアと協力して、シリアの撤兵計画の実現確保のため努力している。そして私は、22日アルジェリアの首都アルジェで開かれるアラブ諸国首脳会議に参加し、また、シリアのバッシャール大統領とも会談を行なう」と語りました。
尚、シリアのシャラ外相は20日、「レバノンからの撤兵行動を完了させるため、シリアはすべての必要な措置を取っている」と述べました。(03/22)
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