ウクライナのユシチェンコ大統領は19日、ウクライナを訪問中のロシアのプーチン大統領と会談しました。双方は、両国関係や共に関心を持つ問題について深く意見を交換しました。
会談後の記者会見で、ユシチェンコ大統領は「両国の国防や、外交、経済、人文などの分野における協力を促進するため、ウクライナとロシアの政府間の協力委員会の変わりに、双方は"プーチン・ユシチェンコ委員会"を設立することで一致に達した」と発表しました。プーチン大統領は「ロシアとウクライナ両国の指導者は、近いうちに大型協力プロジェクトの実施措置の確定について計画を立てる」と述べました。
伝えられるところによりますと、双方はまた国境線の画定や、ロシアの黒海艦隊のウクライナ駐留、WTO・世界貿易機関の加盟などの問題を討議しました。
|