韓国外交通商省のイ・キュヒョン (李揆亨)スポークスマンは11日ソウルで記者会見を行い、日本の右翼勢力が歴史を歪曲した教科書を編纂したことを非難し、韓国政府を代表して、歴史を正しく認識するよう日本側に促しました。
イ・キュヒョンスポークスマンはその際、「韓国メディアは当日、日本扶桑社が発行する予定の歴史教科書の検定版の内容を公表した。この教科書は依然として日本を中心とする歴史観に基づき、日本の間違った歴史を合法化し、隣国の歴史に悪口を言っている。これについて、韓国政府は極めて遺憾の意を覚える」と語りました。
イ・キュヒョンスポークスマンはまた、「日本は歴史を正視して、歴史の認識問題の解決に更に努力しなければならないと韓国政府は再三強調している。韓国は日本政府の歴史教科書の検定プロセスに引き続き注目し、関係部門からなる共同対応グループを設置して、日本政府の歴史を歪曲した教科書の検定に関する事柄に対処する」と語りました。
日本の右翼勢力は去年4月、新しく編纂した歴史教科書を文部科学省に提出して検定を受けています。文部科学省は今年の4月にこの教科書への検定を終え、この教科書は扶桑社から出版、発行される予定です。(03/11)
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