朝鮮の朴吉淵(パク・キルヨン)国連大使は8日国連のアナン事務総長に書簡を送り、日本が拡大後の安保理常任理事国入りに強く反対しました。
パク・キルヨン国連大使は書簡で、「日本はかつて侵した反人類罪、軍国主義政策の復活の推進、隣国への脅威などはいずれも国連の趣旨に背くものだ。日本は過去の過ちを悔い改めようとせず、如何なる賠償もしない上に、北東アジアの隣国を脅かしている。世界の平和と安全を維持する安保理で日本は常任理事国入りの資格を持っていない。朝鮮は日本とかかわる如何なる安保理拡大方案にも強く反対する」と述べた後、「日本は国連への財政面の貢献を理由に常任理事国入りを企むべきではない」と述べました。
パク・キルヨン国連大使は、アナン事務総長が日本、ドイツ、ブラジル、インドの国連大使と国連改革について会談を行う前にこの書簡を渡したものです。(03/09)
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