中国、アメリカ、韓国とロシアの政府筋が3日、朝鮮半島の核問題についての6ヶ国協議の早期再開を希望しました。
当日閉会したIAEA ・国際原子力機関の理事会会議も、6ヶ国協議にいち早く復帰するよう朝鮮に呼びかけました。
韓国を訪問中の中国の武大偉外務次官は2日と3日、韓国外務通商省など部門の要人及び6ヶ国協議の参加する韓国代表団団長であるソン・ミンスン(宋旻淳)外交通商次官補、アメリカ代表団の団長である韓国駐在のヒル大使らとそれぞれ会談を行い、中韓米3国は6ヶ国協議の早期再開を一致して希望しました。この他、韓国駐在ロシア大使も同日、朝鮮の協議への早期復帰を要求しています。
アメリカ代表団のヒル団長は3日、「アメリカは朝鮮に敵意を持っておらず、6ヶ国協議枠内で朝鮮と真剣に対話し、朝鮮側の提出するすべての核廃棄に関する条件を討議する」との考えを示しました。
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