中国外務省の劉建超スポークスマンは3日北京での定例記者会見で、「中国全国人民代表大会が『反分裂国家法』の立法手続きを始める目的は、『台湾独立』分裂活動を抑制することにある。これは、台湾海峡とアジア太平洋地区の平和と安定、繁栄にとって有利であるからである」と強調しています。
劉建超スポークスマンは、「台湾海峡とアジア太平洋地区の平和と安定を維持することは、中国人民と国際社会のの共同の利益に合致している。中国政府は平和統一と『一国二制度』の方針を堅持し、最大の誠意を持って、また最大の努力を払って、台湾問題の平和的解決のために努力していきたい。同時に中国は『台湾独立』を決して容認できず、如何なる勢力であろうと、如何なる口実や方式で台湾を中国から分裂させようとすることをも許さない。中国側は国際社会と共に、台湾海峡とアジア太平洋地区の平和を守るために引き続き努力していくつもりである」とした後、更に、「台湾問題は中国とアメリカの間の非常に重要な問題である。中国全人代が『反分裂国家法』の立法手続きを始める問題で、中国とアメリカ双方が交流を保つことは、この問題における双方の相互理解にとって有益である」と述べました。
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