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(GMT+08:00) 2005-03-02 14:07:08    
多党協力の基本方針ー「十六字方針」

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 「長期共存」、「相互監督」、「肝胆相照」(お互いに心を打ち明けること)、「栄辱与共」(栄光と屈辱を共にすること)(略して、十六字方針)は中国共産党が民主党派と無党派人士との関係を処理する基本方針です。

 「長期共存」とは、中国共産党は、人民と団結し、社会主義事業に従事し、しかも、人民の信頼を受けているすべての民主党派と無党派人士と長期的に協力し、共同で奮闘することです。

 「相互監督」とは、中国共産党と民主党派、無党派人士が法律の範囲内でお互いを批評し合い、助け合うことです。「肝胆相照、栄辱与共」とは、中国共産党と各民主党派、無党派人士がお互いに腹を割って十分に話し合い、国家の繁栄を共栄と見なし、国家の衰退を共辱とし、心を一つにして奮闘していくと言うことです。

 1956年、毛沢東は「十大関係を論ずる」の中で、始めて「長期共存」と「相互監督」の方針を挙げていました。同年9月、劉少奇は、中国共産党第八期全国代表大会で行った政治報告で、「長期共存」と「相互監督」は中国共産党と各民主党派は、ともにこれを遵守すべき方針だと明らかにしました。

 しかし、この方針は、1957年下半期から、10年間続いた「文化大革命」終了の殆どの期間に、よく貫徹執行されませんでした。1982年9月、中国共産党第十二期全国代表大会は、1982年1月に開かれた全国統一戦線活動会議で提出した「肝胆相照」「栄辱与共」を「長期共存」、「相互監督」と融合して、それを新時期統一戦線の方針にしました。

 「十六字方針」は、中国共産党が指導する多党協力と政治協商制度を堅持し、完全なものにするための遵守すべき方針なのです。