28日、中国は『中国の民族区域自治』の白書を発表し、中国が民族区域自治を実施して50年あまりで収めた実践経験と成果を詳しく紹介しました。
白書は1万字以上で、五つの部分に分けられ、主に中国が行った民族区域自治の由来や政治的地位、及び民族自治地方の建設とその自治権などの内容を紹介しています。
白書は「民族区域自治制度は中国の一つの基本政治制度である。この制度の下で、民族自治地方はその民族とその地区の内部事務を自ら管理し、その民族の言葉と文字を使用し発展させ、教育や、科学技術、文化などの社会事業を発展させる権利を持っている」としています。
中国では、漢民族のほかに55の民族があり、これらの民族の人口は全国総人口の凡そ9%を占めていることから、一般に少数民族と呼ばれています。現在、中国が民族区域自治を実施している地区の面積は全国の面積の半分以上を占めています。
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