中国外務省の孔泉スポークスマンは17日、北京で行われた定例記者会見で「中国側は、『京都議定書』の発効に歓迎の意を表す」と表明しました。
地球温暖化防止のための『京都議定書』は16日正式に発効されました。孔泉スポークスマンはこれに対してコメントを発表し、「『京都議定書』が2008年から2012年までの間に温室効果ガスの排出量を減少するよう先進国に要求することは、国際社会が気候変化に対応する具体的な策略を講じるのに法的依拠を提供した。『京都議定書』を一日も早く実施すべきである」と述べました。
また、孔泉スポークスマンは「中国の二酸化炭素の排出量は世界で第二位を占めているが、中国は世界の最大の途上国で、一人当たりの排出量は非常に低いレベルにランクされている。経済発展による汚染を減少するために、中国は積極的に措置を講じている。これは、中国がこの問題で持っている積極的な態度を示している」と語りました。
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