日中友好協会は17日声明を発表し、日本の政治家がNHKの従軍慰安婦をめぐる番組を改変させたことに強く抗議し、「これは侵略戦争での罪状を覆い隠し、日本の侵略戦争を美化するものである」と指摘しました。
この声明は、NHKはこれら政治家からの圧力によって昭和天皇の戦争的責任、中国の被害者による証言、元日本兵の証言など番組の核心的内容を削除したが、これに対し日中友好協会は、強い抗議の意を表明すると共に、事件の真相を徹底的に調査し、報道の自由を守るよう要求するとしています。
2001年1月、NHKは従軍慰安婦をめぐる特別番組を放映しましたが、その前日、日本の一部政治家はNHKに圧力をかけ、この番組の内容を大きく改変させていたものです。
|