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(GMT+08:00) 2005-01-05 14:40:49    
中国医療チーム、スリランカでの救援活動本格化

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 中国医療チームは4日午前、スリランカ南部の港、被災状況の最も深刻な都市・ゴ?ルで救援活動を本格的に開始しました。中国医療チームの素晴らしい医療技術と人道的精神は被災地住民の好評を博しています。今日の中国リポートは中国医療チームがスリランカで救援活動を本格化したことについてお話しましょう。

 ソガスさんはゴールの被災区の生存者で、彼のお母さんや奥さんなど多くの家族は大津波で行方不明となりました。ソガスさんが中国医療チームの活躍に歓迎の意を示した上で、「昨日から連日、他の国の医療チームがここで治療はここで長い間活動し、私達は心から感動した」と述べました。

 中国医療チームのメンバー14人は2日の未明、スリランカの首都・コロンボに到着しました。飛行機が着いた後、医療チームは直ちにスリランカの重点被災区・南部の港・ゴール入りしました。3日、医療チームは被災区でテント張りの診療所を建てた後、地元の負傷者の治療活動にあたりました。

 医療チームのメンバー夏吉勇医師は「4日、救援活動を順調に進めるため、私達が朝早く起きて、様々な準備作業を行った」とした上で「私達が朝6時から、医療器械と薬品を準備し、8時には多くの患者のために治療を開始した。初日は患者が一番多かった」と述べました。

 中国医療チームがゴール港の郊外に留まり、地元の負傷者の治療活動を担当しています。この地区の人口は元々1万人あまりでしたが、津波が発生した後、7000人に減りました。この地区の被災状況は非常に深刻で、メンバー達は昼食にインスタントラーメンなど簡単な食事しか食べられなく、夜は、テントの中で蚊や虫に刺され眠れない状況です。特に、数人の女性メンバーは仕事と日常生活の面で多くの困難に直面しています。

 医療チームのリーダ、北京友誼病院の王炳強主任医師は「私達は被災区でスリランカ住民が中国政府と国民への深い友情をしみじみ感じている」とした上で、「私達は中国政府とスリランカ政府、中国国民とスリランカ国民の友情を感じており、スリランカ国民が中国国民と中国チームに非常に友好で、私達の仕事に多くの勇気を与えてくれた」と話しました。

 王炳強主任医師は「スリランカに入った初めての中国医療チームとして、地元の災害状況を自ら見た。わが医療チームは様々な困難に直面しているが、人道的義務を履行し、医師の天職を全うすることである」と述べました。