中国外務省の劉建超スポークスマンは28日北京での記者会見で、「日本政府は歴史に正しく対処し、措置を講じて中日間の歴史が残した問題を適切に処理すべきだ」と強調しました。

劉建超スポークスマンは､その際、「日本は､第二次世界大戦中に、中国人民を含むアジア人民に深刻な災難をもたらしたが、日本が、この期間の歴史に如何に正しく対処していくかは、中日間の歴史問題での核心となっている。日本政府は着過去の歴史を深く反省し、歴史を鑑として、教訓を汲み取り、実際情動で、両国間の歴史に残された問題を適切に処理していくべきだ」と述べました。

劉建超スポークスマンは､「中日友好は､両国国民の根本的利益に符合しており、アジア太平洋地域の平和と世界の平和にもプラスとなる。しかし、中日友好は双方の共同の努力が必要であることから、日本政府が、中日関係の大局を重んじ、歴史を正視し、中日関係の健全な発展を促していくよう期待する」としています。