イラン外務省のアセフィスポークスマンは26日、テヘランで「イランは現在、アメリカとイラン核問題について直接対話を行う可能性はない」と表明しました。
これは、アセフィスポークスマンが毎週の恒例の記者会見で述べたもので、アセフィスポークスマンは「アメリカはイランとEU・欧州連合のドイツ、イギリス、フランスと共に行うイラン核問題に関する協議に参加を希望しているという報道があるが、このことが確実であるかどうかはまだ分からない。アメリカとの協議はイランの国家利益に符合しないため、イランはそれに関心はない。」と述べました。
イラン核問題のムサヴィアン筆頭交渉代表は21日、「イランはEUの提出したアメリカのイラン核問題参加の提案に反対はしないが、イランは現段階でアメリカがこのことに加入する必要はないと見ている」と表明しました。
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