中国西部にある寧夏回族自治区のイスラム教信者740人あまりからなる中国政府が組織した参拝団が、サウジアラビアのメッカに向いますが、今回は、メッカ参拝に向う寧夏のイスラム教徒の数が一番多い参拝団です。
寧夏回族自治区には、200万ものイスラム教信者が住んでいますが、これら信者にとってイスラム教の聖地メッカへの参拝は、最大の願いです。しかし、以前は収入が少ないため、必要な費用を負担できる人はとても少なかったのですが、ここ数年、地元経済の発展につれ、人々の収入は増えたことから、ますます多くの信者がメッカを参拝するようになりました。このため、中国政府は、毎年統一してこれら信者による参拝団を組織していますが、それでも、すべての参拝希望者がメッカにいける状態にはなっていません。
今年メッカに参拝する人は24日専用列車で北京に到着し、メッカに赴くということです。(12/25)
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