中国社会科学院日本所政治研究室の高洪主任は17日午後、人民網のBBS「中日論壇」にゲスト参加し、現在の中日関係についてネット利用者と交流し、質問に答えた。
??どのようにして、中日間の戦争が残した問題を国際戦略の視点から考慮し、解決するか。
戦争が残した問題は、民間の賠償問題、化学兵器による被害、過去の侵略戦争を発端とする領土紛争など多方面にわたる。戦争の歴史はすでに過ぎ去ったが、歴史の経験・教訓を深刻かつ正確に総括することが問題解決の大前提となる。もちろん、われわれは歴史の影の中に完全に埋もれてしまうわけにはいかず、現在の国際戦略のニーズという点から見れば、前向きに考えることは非常に必要だ。歴史とは凝固した現実であり、現実とは流動する歴史である。われわれが現在行うことはすべて、明日の両国の関係の歴史となる。従って、国際戦略の視点から中日両国関係を考慮し、処理するという良い提案に私は賛成する。(編集SN)
「人民網日本語版」2004年12月20日
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