ロシア外務省は14日、「ロシアと日本が平和条約に調印するかどうかは全く二国間の問題で、第三者の介入は必要でない」との評論を発表しました。
これは、ロシア外務省がこのほどアメリカのラムズフェルド国防長官の日本とロシアの領土紛争問題についての発言に対して述べたものです。日本の小池百合子環境相が13日アメリカを訪問中に、「ラムズフェルド国防長官が日本とロシアの領土問題に対して非常に興味を示し、今後ロシアとの会談で『戦略的な目地から』この問題を研究することを承諾した」と述べました。
ロシア外務省は、「ロシアは、ラムズフェルド国防長官がロシアと日本の領土問題についてどう話し合ったかは分からないが、ロシアが強調したいのは、ロシアと日本の領土の画定問題は全く二国関係の範疇に属し、その解決には第三者の介入は要らないということだ」と述べました。
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