ドイツのメディアは8日、オランダのハーグで閉幕した第7回中国とEU・欧州連合首脳会合に注目し、「EUは既に対中武器輸出禁止令を解除することについて積極的なメッセージを出した。これにより、中国とEUの全面的な戦略パートナーシップはさらに発展するだろう」と表明しました。
ARD・ドイツ国営第一放送テレビとN?TV・ニュース専門テレビは評論を発表し、「EUは既に対中武器輸出禁止令を解除する政治意向を表すと共に、このために引き続き努力する。この意向は中国からは積極的なメッセージと見られている。双方が引き続き交渉を進めれば、対中武器輸出禁止令の解除はそれほど長くはかからない」としています。
同日のFAZ・フランクフィルターアルゲマイネ、通称ファッツの報道によりますと、ドイツとフランスなど大国の推進の下で、EUは対中武器輸出禁止令問題での立場は既に調整されたとのことです。なお、報道は「EUは既に中国の最大の貿易パートナーとなり、中国はEUの第2番目の輸出市場となった。双方の戦略的なパートナーシップの発展は双方にもプラスとなる」と指摘しました。
|