二日間にわたった「第6回中国、日本、韓国環境関係閣僚会議」が5日、東京で閉幕しました。会議では,三カ国による東北アジア環境を研究する対策作業チームを新たに設置するなどに関するコミュニケが発表されました。
三カ国の環境関係閣僚らは,今回の会議で、「京都議定書」の重要性を改めて確認した上で、東アジアの酸性雨の観測を推進すること、東北アジアにおける遠距離及び越境の空気汚染の研究に積極的に取り組くこと、砂嵐に対して観測網を設置し、情報を共有することなどについて合意に達しました。
中国国家環境保全総局の解振華局長は会議後の記者会見で、「現在中国は産業化構造を調整し、エネルギーの利用効率を向上させている一方、太陽エネルギー、風力、生物発電などの普及に力を入れている。これらは温室効果ガスの排出削減にプラスとなる」と述べました。
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