中国の中央銀行である中国人民銀行はこのほど発表した報告によりますと、第4四半期における中国の消費価格の伸びが緩慢となる可能性があるとのことです。
この報告は、「9月末までに、中国の都市部住民のGPI・消費価格指数は速いスピードで伸び、インフラによる圧力は尚明らかに緩和されていないとのことです。統計データによりますと、9月末までに、食料品の価格は10.9%伸び、そのうち、食糧は28.4%伸び、消費価格が上昇する要因となっている」と指摘しています。
報告は、「第4四半期、食糧供給の増加により、食糧の価格が安定を保ち、この調子でいけば、消費価格の伸びが緩慢となるだろう。しかし、食糧価格の上昇によってもたらされた影響はしばらく続くだろう」としています。(11/18)
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