中国外務省の章啓月スポークスマンは11日北京での記者会見で、「国連安保理の常任理事国として中国は、中東情勢にこれまで非常な感心を寄せ、中東和平プロセスの発展とその推進を積極的に支持していく」と表明しました。
これは記者の質問に答えた際語ったもので、章啓月スポークスマンは、「中国の中東問題での立場は非常にはっきりしており、それは、中東問題は国連の関連決議の下に、"土地と平和の交換"の原則を踏まえ、政治交渉を通じて解決するというもので、またこれこそが唯一の正しい解決法である。中国とその他諸国と共に、和平交渉促進のため多くの努力を払い、中国の中東問題特使も何回も中東地区と関連諸国に赴き協調をはかり、問題解決を推し進めてきた。中国のこれら努力は広範な中東諸国を含む国際社会から賞賛されている。このほど中国を訪問したイスラエルのシャロム外相も中国の以上の建設的役割を高く評価している」と述べました。(11/11)
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