今年83歳の中国侵略の旧日本兵は2日、東京高等裁判所で中国人原告のために証人になって、中国侵略の旧日本軍が中国の東北地区で大量の毒ガス弾を埋蔵したことを証明しました。
報道によりますと、これは旧日本兵が初めて出廷して中国人原告のために証言することです。この証人は法廷で、「1945年8月末、われわれの部隊は上級の命令を受けて、吉林省で大量の毒ガス弾を埋蔵し、私自身も毒ガス弾を埋蔵したことがある」と証言した後、「日本政府は被害者に賠償を与えるよう希望する」と述べました。
中国侵略の旧日本軍に遺棄された毒ガス弾の毒ガスもれのために健康がひどく損害された5人の中国人は1997年に、東京地方裁判所に賠償の訴訟をおこしましたが、東京地方裁判所は一審で、原告の賠償請求を却下しました。原告はこの裁定を不服とし、東京高等裁判所に控訴したとのことです。
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