イスラエル政府は25日、パレスチナ自治政府のアラファト議長が一時的に、ヨルダン川西岸の都市ラマラにあるその大統領府を離れることを許可することを決めました。
イスラエルのモファズ国防相は当日、この決定を発表し、「このことは、アラファト議長が地元の病院へ行って身体検査を行なうことに便宜を図るためだ」と述べました。
パレスチナのある高官は当日、「アラファト議長の体の調子がすでに好転しており、大統領府を離れて身体検査をする必要はない」と述べました。
イスラエルのメディアの報道によりますと、イスラエル国防軍は24日夜、パレスチナ武装勢力がガザ南部のハンユニス難民キャンプからガザのユダヤ人入植地へ迫撃弾を打ち込むことを阻止することを理由に、突然この難民キャンプを襲撃し、5人の民間人を含むパレスチナ人16人が死亡したとのことです。
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