日本駐在の王毅中国大使が18日、要請に応じて日本記者クラブで大型記者会見を行い、中国政府の対日方針や、歴史問題、台湾問題などにおける中国の原則的立場を改めて明らかにしました。
王毅大使は「中国側は、中日関係を高度に重視している。中日関係の健全な発展を実現させるため、双方は中日合同声明など三つの政治文書によって築き上げられた政治的基盤を維持すべきである。そのうち重要なのは、日本が侵略戦争の歴史を反省し、『一つの中国』の原則を堅持することである」と述べました。
王毅大使はまた「双方は、『歴史を鑑みにし、未来に目を向ける』と言うのを堅持し、歴史的経験と教訓を、両国関係発展推進の原動力に変えるべきである。互恵で双方にプラスとなる両国の友好事業に新たな内容を増やし、平和発展を堅持し、アジアをともに振興させ、新しい世紀における両国の共同利益をはっきりさせると共に、これを拡大していく」と述べました。
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