中国外務省の章啓月スポークスマンは14日北京での記者会見で、「中国は、ロシアとのエネルギー、インフラ施設と科学技術の分野における協力を一層強化していきたい」と強調しました。

　章啓月スポークスマンはその際、中露両国首相がしばらく前ロシアで行った会合で達したエネルギー協力についての四つの共通の認識を改めて強調したあと、「中露双方は、石油と天然ガス分野の一層の協力、ロシアの極東石油パイプラインのコースの確定、中露間の陸路を通じての石油貿易の増加、両国の天然ガスの協力による開発計画のいち早い制定などの実現のため引き続き努力するよう表明しあった」と述べました。

　ロシアのプーチン大統領の中国訪問について章啓月スポークスマンは、「プーチン大統領の今回訪問は、両国の戦略的協力パートナーシップの発展に重要な役割を果たすに違いない」との考えを示しました。